HASHASHIN's Creed

はしゃしんクリード

【これさえ分かればOK】0から始める「アサシンクリード」ストーリー・登場人物・シリーズの繋がり!【アサシン編】

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こんにちは!はしゃしんです。

アサシンクリード オデッセイ」の発売から早1年半が経とうとしている今日、ついに最新作「アサシンクリード ヴァルハラ」が発表されました。

 

アサシンクリード」とはよく聞くものの、いったい何ぞやと、頭の上に?マークを浮かべているそこのあなた。

 

これまでの「アサシンクリード」の復習に、初めましての人は0からわかるように書いていますので、末永くお付き合いください///

 

それではいきまShow

 

 

アサシンクリードの誕生

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記念すべき第一作目「アサシンクリード」は2008年に発売されました。それから約12年の今に至るまで、計11作品ものタイトルが登場している超ビッグタイトル(メインタイトルのみの合計)。

 

それだけ長く続いているタイトルだけあって、シリーズの途中から入るのは気が引ける・・という方も決して少なくないはずです。

 

アサシンクリードのストーリーにおける時間軸は大きく2つに分かれています。1つ目は、各タイトルの主人公が登場する世界。もう一つは、その主人公を記憶として追体験する“ 現代 ”の主人公の世界。界隈では「現代編」とも言われています。

 

「アサシン編」
シリーズごとに違う舞台、主人公、物語。
「現代編」
シリーズを通して徐々に展開されていく物語。

 

この記事では、「現代編」とは少し距離を置き、各タイトルの主人公が登場する世界「アサシン編」にフォーカスを当てて書いていきます。

 

シリーズを通して変わらない世界観としては、現代の主人公が、自身の先祖の記憶を追体験できる「アニムス」を使って隠された秘宝の謎を解くというのが大まかな設定となっています。

 

「アサシン教団」と「テンプル騎士団

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シリーズの要であり、一番理解しておきたいのが「アサシン教団」と「テンプル騎士団」との対立。

ちなみに「テンプル騎士団」は実在した騎士団で、「アサシン教団」は「暗殺集団」と呼ばれる伝説として史実に残っているとか。

 

ここで理解しておきたいのは、

【昔】テンプル騎士団
【現代編】アブスターゴ社

(アサシン教団はずっとアサシン教団)

 

 

時代の移り変わりと共に、テンプル騎士団は「アブスターゴ・インダストリーズ」と呼ばれる一大経済勢力として表立って世の中に進出し、ゲーム・ヘルスケア・リハビリetc...といった様々な業界に手を伸ばし、企業規模をどんどん拡大していきます。

 

一方で現代編のアサシン教団はテンプル騎士団の大静粛によって、一時期は壊滅状態にまで追い込まれており、徐々にその勢力を回復しつつある、という状態です。

 

 

エデンの秘宝と両社の対立

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そもそもなぜ、アサシン教団とテンプル騎士団が長きにわたって争い続けているのでしょうか。その謎は、「イス族」が遺した「エデンの秘宝」という存在にあります。

 

作中ではこの「イス族」を「かつて来たりし者」「先駆者」などと呼びますが、言い換えるとズバリ「神」です。

地球の先住民族であるイス族は人間を創り出し、創り出された人類は彼らを「神」と呼びました。

 

しかし、訳あって人類VSイス族との闘いが起こり、さらに大規模なコロナ質量放出による厄災によって、イス族は滅び、わずかに生き残った人類によって地球は再び再生を遂げます。

 

そしてこのイス族が遺した、人類を操るための「エデンの果実」や、どんな傷でも治せる「エデンの布」といった様々な「エデンの秘宝」を巡って、アサシン教団とテンプル騎士団が対立するわけですね。

 

両者ともに「世の中をよくする」という理想は同じでありながら、その手段の相違による対立がミソなんです。

 

シリーズ恒例「詐欺トレーラー」

アサクリファンにとってはお馴染みの、新作の発表と同時期に公開されるトレーラーがあるんですね。

 

それが毎回ものすごいクオリティで、シネマティックトレーラーといってほとんど実写に近い映像なんです。しかし、そのクオリティの高さがゆえ、実際のゲームにそれを期待してしまう人が多くて、

「トレーラーと全然違いじゃないか!」だと、「詐欺トレーラー」とも言われていました(今ではネタでいう人がほとんどですが)

 

私の友人がそれぞれのトレーラーを編集して繋ぎ合わせた動画を作ったのですが、本当にかっこいいのでぜひ見てください(笑)

 

 

 

それでは、各シリーズごとの簡単な物語の概要をおさらいしていきましょう!

 

アサシンクリードのストーリー

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タイトル:「アサシンクリード
時代  :第三回十字軍
主人公 :アルタイル・イブン・ラハド(1165~1257)

 

アルタイルは25歳という若さでマスターアサシンという地位に就きます。しかし、その若さゆえの強欲さ、身勝手さが原因で、一度その座を剥奪されます。

 

身を改め様々な任務を遂行していく過程で、師であるアル・ムアリムが敵であるテンプル騎士団と繋がっていおり、エデンの果実を使って人々を服従させようとしていることを知ります。アルタイルは師との戦いに勝利し、エデンの果実を手にします。

 

エデンの果実を手にしたことにより、世界各地に存在する他の「エデンの秘宝」の存在や、第二の厄災について知ることになります。その後は、教団の育成とエデンの秘宝の研究に徹し、調べ上げたことを一冊の写本にまとめ上げ、生涯を閉じます。

 

この書はのちのマスターアサシン「エツィオ」によって発見され、デジタル化されたイス族と接触するキッカケとなります。

 

 

アサシンクリード2/ブラザーフッド/リベレーションのストーリー

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タイトル:「アサシンクリード2」「アサシンクリード2 ブラザーフッド」「アサシンクリード2 リベレーション」
時代  :ルネサンス時代(イタリア)
主人公 :エツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェ(1459~1524)

 

計三部作を通して描かれるエツィオの生涯を描いたアサシンクリード2シリーズ。

 

父と兄弟の処刑を目の当たりにし、祖父のマリオとともにアサシンの訓練を受けることを決めます。

 

テンプル騎士団との対立の中で、エツィオはアルタイルが遺した写本を探し求め旅に出ます。

 

たどり着いた先にあったものは、アルタイルの亡骸、エデンの果実、そしてアルタイルの記憶でした。

エデンの果実が起動し、エツィオはイス族からメッセージを受け取ります。

彼は自身の体験やイス族からのメッセージを予言者の写本として遺しています。

 (シリーズを通して特に人気が高く「神ゲー」と称される作品です)

 

アサシンクリード3のストーリー

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タイトル:「アサシンクリード3
時代  :アメリカ植民地時代
主人公 :コナー(ラドンハゲードン)(1756~???)

 

先住民族の下で育った彼は、テンプル騎士団員のヘイザム・ケンウェイの息子として誕生。ラドンハゲードンは、エデンのかけらである「水晶玉」からメッセージを受け取り、テンプル騎士団による北アメリカ支配を阻止するために戦います。

 

教団の元指導者であるアキレスからアサシンの術を習いその名をコナーとしました。

大統領ジョージワシントンに協力するも後に対立することとなりコナーは独立派を推進するように。

 

後に、父であるヘイザム・ケンウェイとも対立、暗殺することになります。

 

 

アサシンクリード4ブラックフラッグのストーリー

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タイトル:「アサシンクリード4 ブラックフラッグ」
時代  :黄金時代
主人公 :エドワード・ケンウェイ(1693~1735)

 

名高い海賊だった彼は、アサシンであるダンカン・ウォルポールを殺害。

 

ウォルポール本人としてなりまして活動しているうちに、テンプル騎士団とアサシン教団の存在を知ることに。

 

テンプル騎士団が探し求めていたのは、イス族が遺した「観測所」の存在と、イス族アイータの生まれ変わりの「賢者」と呼ばれる人物でした。

 

観測所を発見し、宿敵を倒しエドワードはイギリスへ戻り、イギリス教団の共同指導者として正式にアサシンとなります。

 

エドワードはイス族の神殿を数多く発見しており、その過程で見つけた「エデンの布」を、騎士団・教団双方に知られないように保管。

のちに「アサシンクリード シンジケート」の主人公ジェイコブたちによって発見されます。

 

エドワードは「アサシンクリード3」でコナーの父親であるヘイザム・ケンウェイの父親であり、テンプル騎士団によってエドワードは暗殺されてその生涯を閉じます。

 

 

 アサシンクリード ローグのストーリー

f:id:piel:20200430120802j:plainタイトル:「アサシンクリード ローグ」
時代  :七年戦争
主人公 :シェイ・コーマック(1731~???)

 

 教団の指導者のアキレスからアサシンとして訓練を受けたシェイ。

 

しかし、教団が探し求めていたエデンのかけらによって引き起こされた大地震によって、罪なき人を傷つけないはずの教団の教えに背くアキレスの行動に疑問を持ち、エデンのかけらがアサシン教団の手に渡らないように重要な手稿を盗み出します。

 

しかしながら、逃走のさなかに教団からの攻撃を受け崖から落下。

なんとか一命を取り留めた彼は、テンプル騎士団に寝返ることに。

 

最終的に彼は、騎士団によるアキレスの暗殺を阻止、エデンのかけらの危険性をアサシンに伝え広めるべきと主張しました。

シリーズを通して唯一、敵であるはずのテンプル騎士団が味方となる本作テンプル騎士団もアサシン教団と同様、守りたいものがあり信念をもって戦っていることが分かる作品です。

 

 

アサシンクリード ユニティのストーリー

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タイトル:「アサシンクリード ユニティ」
時代  :フランス革命
主人公 :アルノ・ドリアン(1768~???)

 

父親のシャルル・ドリアンはテンプル騎士団のシェイ・コーマックによって暗殺され、テンプル騎士団総長のもとで育てられます。

 

1789年、アルノは義父の殺害容疑でバスティーユに投獄されます。その中で出会ったアサシンのベレックに鍛えられ、バスティーユから脱出。アサシン教団として迎え入れられます。

 

しかし、アルノは教団の師ミラボーを殺害したベレックを暗殺し、己の復讐のための行動を追求され教団から追放されます。

 

その後、共に育てられたエリス・デ・ラ・セールテンプル騎士団でしたが、アルノと協力してフランス革命を裏で操作している存在を突き止めようとします。

 

強力なパワーを持つ「エデンの剣」を持った、テンプル騎士団の新総長フランソワ・トマ・ジェルマンと戦う中で、エリスは死亡。同時に、エデンの剣も破壊されてしまいます。

 

その後は、ナポレオン・ボナパルトによるエデンのかけら探しを阻止し、エリスが願ったテンプル騎士団とアサシン教団にできた大きな溝を埋めることに専念。

 

 

アサシンクリード シンジケートのストーリー

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タイトル:「アサシンクリード シンジケート」
時代  :ヴィクトリア朝
主人公 :ジェイコブ・フライとエヴィー・フライ(1847~???)

 

双子のジェイコブとエヴィーはともにアサシン

身を潜めて行動するエヴィーと、直感を信じ、大胆に行動するジェイコブのやりかたには大きな隔たりが。

 

一時は対立していた二人も、インド教団のアサシンであるヘンリー・グリーン(のちのエヴィーの夫)と出会い、テンプル騎士団の排除に向けて共に歩みだします。

 

その過程で、ジェイコブはギャング組織「ルークス」を結成し、騎士団が主導するギャング組織「ブライターズ」に対抗。

 

エヴィーは、「エデンの布」を入手を企てる騎士団の計画を阻止すべく、エデンのかけらの捜索に専念。

 

見事に騎士団の弾圧に成功、ロンドンをテンプル騎士団の支配から解放しました。

 

 

アサシンクリード オリジンズ

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タイトル:「アサシンクリード オリジンズ
時代  :古代エジプト
主人公 :バエクとアヤ(紀元前80年ごろ~???)

 

エジプトのシワで育ちメジャイ(治安維持、神殿の守護などをする存在)だったバエクは、兵士の神殿への進行を断ったために息子を殺害されてしまいます。

 

これをきっかけに、奥さんのアヤとも離縁。バエクは「古き結社」の存在を知り、主要メンバーを一人一人暗殺することに。

 

その過程でバエクはアヤとも合流し、アヤが尽力していたクレオパトラの支援を手伝うことに。

しかし、クレオパトラは古き結社の支配下であるユリウス・カエサルと手を結び、二人は裏切られる形となります。

 

古き結社の撲滅に加えてクレオパトラとの対立を覚悟し、二人は「隠れし者」と呼ばれる組織を結成。

 

これが、のちのアサシン教団につながる前身の組織となります。

 

 

アサシンクリード オデッセイ

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タイトル:「アサシンクリード オデッセイ」
時代  :スパルタ、ギリシア
主人公 :カサンドラ(紀元前458年ごろ~2018年)

 

スパルタの王レオニダス1世の子孫で、カサンドラがまだ幼いうちに弟のアレクシオスが誕生。

 

しかし、アレクシオスは巡礼の際に「呪われし子」として崖から落とされます。それに犯行したカサンドラも同様に崖から落とされるも一命を取り留めます。

 

立派な傭兵となったカサンドラは、エデンのかけらである「レオニダスの槍」を携え、イス族の「ピラミッド(模型みたいな小型のもの)」を通して見える未来を利用して世界を操る秘密結社「コスモスの門徒」を撲滅させる旅にでます。

 

しかし、コスモスの門徒の主導者はなんと弟のアレクシオス。壮絶な戦いの末、家族の友情を取り戻すことができたカサンドラ

 

イス族の遺した神殿にて、「アトランティス」を守護していたピタゴラスと出会い、手にしている限り永遠の寿命を享受できるヘルメスの杖を受け取る

 

イス族の血が残っているカサンドラにはアトランティスの知識を守る義務があり、その役目は西暦2018年の、レイラ・ハサンに杖を渡すときまで続きました。

 

 

どうだったでしょうか。こうしてシリーズの概要をまとめている今も、「いや、長げぇよ・・」と思いながら・・(笑)

 

しかし、大まかなストーリーの流れはつかめたのではないでしょうか。

特に「アサシンクリード3」から「アサシンクリード4」や「アサシンクリード ローグ」あたりまでは血縁関係で繋がっていますよね

 

アサシン教団のエドワードがテンプル騎士団のヘイザム・ケンウェイを生み、ヘイザムが後のコナーであるラドン・ハゲードンを生むんですね。

 

どのシリーズにも「エデンの果実」や「エデンのかけら」が登場しますが、全シリーズを通して話が展開されているだけあって、「現代編」は特に難しいですし、まだ何も解決してません。

 

というより、「現代編の終わりはアサクリシリーズの終わり」だと思うので、一つの作品で公開される情報はほんのわずか・・。

 

とりあえず、現時点までの最新作のおさらいは完了しました。
次回は「現代編」にフォーカスを当ててまとめていくので、ぜひご覧ください。

assassinscreed.hateblo.jp